notes

舞台・俳優さんたちやその周辺についてあれこれ思った・感じたこと

ドリフェス!と私のとりとめもないこと

今このタイミングで…という気もしますが、どうにもこうにも気持ちにまとまりがつかないことと、3/5事変から約二日、心身ガタが来てしまって社会人お休み日となったので身体を休ませつつ、頭の中でこんがらがっている考えも一つ一つほぐしたいなあと思って記事を書くことにしました。ブログ自体はとりあえず一年前に作っているものの結局何も書いてなくて己のアウトプット意欲の低さに笑ってしまいます。

インプットは大好きだけどアウトプットは大の苦手!根っから読み専!だからこそ生み出せる人、創り出せる人に対する畏敬の念が尽きないです。ご自身の内から何かしら「他者に伝えられるもの」を生み出せる人って本当にすごい。
それはそれとしてとにかく文章を書くのが苦手な人間なので見苦しい点は多々あるかと思います。ドリフェス!を見守る優しい気持ちと同じ気持ちで(やめなさい…)見守って頂けると幸甚です。

ドリフェス!と私

そもそもの始まりや経緯から。

私は元々がアミューズ大好き人間で、アミューズにハマったきっかけはテニミュからです。ですので元をたどると二次元オタク、そこから三次元オタクに転身(転身?)して数年ほどはアミューズ若手俳優の子たちを中心に、アミューズコンテンツを追っかけているオタクです。ハンサムがないと年を越せない。数年来一番推している子もアミューズの子です。アミューズの筋肉代表という肩書を得てしまった彼は今後どこへ向かっていくのか。今年のお仕事も素敵なものばかりでやっぱり今年も大好きなんだと思います。

すぐに話が横道に逸れるのがよくない。閑話休題

先述の通りアミューズ大好き人間ですので、アミューズの動向やリリース情報は目につく範囲でチェックするようにしており、ドリフェス!プロジェクトについても、プレスリリースのときに存在だけは知っていました。

が、プロジェクトが解禁された2015年、私は一番推している子の事務所マネージメントについて、ちょっと猜疑心を抱いていた時期で(何様という話ですが…)、2.5次元プロジェクト、と銘打たれたものについても、咄嗟に「アミューズが時流に乗ってとりあえずって感じで始めようとしているのかな…いまちょっとアミュさん様子見期間だから深入りはしないでおこうかな…」と思ってしまい、特に続報を追うことなく、そういったリリースがあったことすら忘れてしまっていました。

その後推しが最高のお仕事を見せてくれ、「推し最高!アミューズ最高!(熱い掌返し)でもそう思わせてくれる推しがやっぱり一番の最高!」と一気に気持ちが舞い上がるも、その頃には2.5次元プロジェクトのことは思考の片隅にも残っておらず、みぞたくが何だかメンバーに参入したみたいだ、劇プレの子と、碧旅で観た子もいるな(当時おとみのことを知らずに碧旅を観たのですが、群を抜いて目を惹かれた子でした。公演後に所属事務所を調べてひっくり返ったな~)、若い子ばかりだしそのうちハンサムにも出るかな~と思った程度でここでもまだ「追いかけてみよう」には至りませんでした。ツイッターでたまに楽しそうにリプライし合っているのを何とはなしに微笑ましく見ていたくらいかな。

一度目の転機となったのはKUROFUNEの発表です。

私は公人のことも大好きで、彼の舞台も時間とお財布が許せば極力観に行っていました。そんな公人が(当時の私にとってはまだよく分かっていなかった)2.5次元プロジェクトに参画。公人が出るなら、と、少しずつ情報をチェックするようにしました。
ただ、根っから石橋を叩いて叩いてこれでもかというくらい叩かないと渡れないオタクなので、新しい未知なるものに飛び込むことがどうしてもできず、アプリもずるずると未インストールのまま10月を迎えてしまいました。KUROFUNEのイベントを開催しているらしいこともキャッチしていたのに、当時なぜかスマホゲームに対するハードルがとても高かったんですよね…それまでプレイしたことのあるアプリゲームがツムツムくらいだったからでしょうか。周囲のアミューズファン友達もプレイしておらず、「大丈夫」という確信が持てなくて、「そのうちインストールしてみよう」が10月まで延びに延びてしまっていました。

二度目の転機であり決定打はアニメ一期の一話でした。

放映日は仕事で観られず、翌日「そういえば録画しておいたんだった~」と軽い気持ちで再生したのが午前11時頃(そこまで覚えている…)。石原壮馬くんの少しつたない声の表現が、何だかとても「等身大の高校生である天宮奏くん」にリンクしていて好感触でした。その後、次々に繰り出されるキャッチーなフレーズや、特撮とキッズアニメを掛け合わせたような分かりやすくも熱いドラマ展開に一気にのめり込みました。グロストの曲の良さにも心臓を鷲掴みにされ(奇数ユニットは最高)、気付けば一話を五周ほど見直し、午後にはアプリをインストールしてプレイ方法もルールもよく分からないまま当時開催していた三神さんからの指令イベントを走っていました。ハマるまでは石橋を叩きまくるくせにハマったらノーバンジーです。勢いだけで生きている。イケるっしょ。

普段引きこもっている身内のみの観劇ツイッターアカウントでも、即日ドリフェス!めちゃめちゃ良い!と連呼しており、最初の応援アイドルは圭吾さんにして、公人のこんな声のお芝居が聴けるの最高だよ~風間圭吾さん良いキャラだよ~などとたわごとを抜かしながらアプリにのめり込んでいます。当時の自分のツイート見返したら急転直下過ぎて笑ってしまいました。それまでわりと冷静やったやないか我。

そこからはもう毎週が、毎日が楽しくて仕方なかったです。三神さんの指令イベントは結局右も左も分からず報酬ドリカもゲットできずでしたが(後のキャンペーンでコンプリートできたときとても嬉しかったです。それもまた懐かしいなあ)、次イベントのワンハーがオタク心にトップレベルで刺さる曲で、ポイボイベでしたが走りに走った記憶です。またしても余談ですが私はド!楽曲のうち、Real Dream!やプレフラ、ユメノコドウ、AFS等、「その時その時の節目となるコンセプト曲」を除くと、ワンハーが一番好きです。ジャジーなロック曲かつアリスモチーフ!大好きな要素しかない曲です。

アニメも二話、三話と観ていくうちにどんどんのめり込んでいき、もうその頃には毎日ドリフェス!のことばかり考えていました。

公人を除く、三次元のDearDream、株さんに興味が傾いてハマり始めたのは2016年の末頃です。ハンサムを経て「やっぱりアミューズの子たちには最高の子たちしかいない…(両手拝み)」になり、とにかく必死になって取ったファンミ02のチケット。

そこで見せてもらった姿が、いまをもっても私を突き動かす原動力になっているかもしれません。

ハンサムの時もキラキラしていたけれども、自分たちのホームであるファンミのステージに立つ彼らは、どこもかしこも輝いて見えました。一瞬一瞬がきらきらしてた。来てくれたお客さんを楽しませよう、自分たちも楽しもう。そういう気持ちを(勝手に)感じてしまって、終始口角が上がりっぱなしでした。「アイドルってきっとこういう存在なんだ」って思ったのもこの時かもしれないです。DearDreamの子たちって観ているだけで笑顔になるんですよね。混じりっ気なしに「愛おしい」って感じると、人って我知らず笑ってしまうんですね。ステージでしっちゃかめっちゃかムネプリしたり、かと思えばカッコよく歌って踊ってみたり、目まぐるしく素敵な姿を見せてくれる7人に、一時も目が離せませんでした。

そして、ファンミ02初日の石原壮馬くんの挨拶です。

このときの挨拶の全容は最早覚えていないのですが、朴訥とした喋り方と、一生懸命言葉を選びつつも、恐らくかなり赤裸々な部分まで語ってくれたことに胸を打たれました。

応援したい、と強く思いました。この子たち5人を、2人を、7人を、私のできる範囲で応援したい、と。

彼らが行く道を追いかけたいし、追いかけた先に何があるか見に行きたい。

そこからはもう夢中でした。ファンミ02で発表されたファーストライブ。絶対絶対チケット取らなきゃ!とアルバムをいっぱい買ってチケット応募して、運よくご縁があったので余剰となったアルバムは周囲のアイドル好きな友人に配って歩きました。一時期Real Dream無配おばさんだったなあ。

一つ一つの思い出を挙げたらきりがないのですが、ファンミ02から始まった2017年、行脚、ファスライ、上映会、ふねリリイベ、おれサマー、ファンミ03、JOL、AGF、リスウフ、BO祭と、体調その他で断念したものも多々あれど、可能な限りDearDreamとKUROFUNEを応援し続けました。アプリも引っ切り無しにプレイしてたなあ。ちょっとだけ自慢ですが、F2Fのイベントの際、スコアランキングNORMALで一位を取ったんですよ…へへ…。そもそもゲームが苦手でアプリもそれまで全く手を出してこなかった自分がここまで「音ゲー」にハマれるとは思いませんでした。それだけドリフェス!Rアプリが魅力的なアプリだったと信じてやまないです。

2017年8月の茶番特番を経て発表された1stライブツアー。

まだまだDearDreamは大きくなれるんだ!と確信したし2018年以降も全力で追いかけられると思えたニュースでした。とにかくチケットが取れないことだけが怖かったので、最速CD先行でCDをいっぱい買って、行く予定の公演チケットを全て確保しました。

福岡は体調その他の事情で行かないことに決めましたが、東京、大阪、愛知、横浜は全力で楽しみました。

大阪公演には、私がTLでひたすらド!の話をしていたことで興味を持ってアプリとアニメを履修していた友人が連番してくれ、愛知でも連番はできませんでしたがアプリ・アニメを楽しんでいた別の友人が観てくれました。

横浜公演では、私がド!にハマって、私の話をTLで見ていてド!に興味をもってくれた(と、友人たちからは聞いています)友人が、4人、観に来てくれました。愛知の友人も愛知公演後に横浜公演参加を決めて遠征してくれた。感謝しかないです。

その内の友人の一人が言いました。

「最初は君一人が楽しんでいたド!が、一人から二人、とうとう片手じゃ数えられない人数になったね」

と。それだけでもうなんだか泣けて泣けて仕方なかったです。たった5人じゃないんです。5人も、私の知っている友達が、満員のパシフィコという景色の一部になる。それが本当に嬉しくて嬉しくて涙が出ました。彼らの、最高を超える姿を、最高を超えた景色で迎え入れられる。その光の一部に私がいて、私の言葉がほんの少しでも後押しになって来てくれた人がいる。「応援」ってこういうことなのかもしれないって思いました。

私は基本的に「布教」ができなくて、とにかく自分が楽しいことをツイートするしかできない人間です。同じジャンルにハマってほしい、同じジャンルの友達が欲しいという欲求もあまりなくて(基本的に一人で楽しみたいタイプ)、ただ周りに自分が好きなことを話している人がいるのは大好きなので、いまのツイッターアカウントも、コミュニケーション目的ではなくド!の話題で溢れている海の中に飛び込んで潜っていたいという気持ちで作りました。

そんな私の壁打ちド!ツイートが誰かの気持ちを動かせたなら、それってやっぱり、それだけ、ドリフェス!が最高超えてるコンテンツってことでは?って思います。私のつたない言葉からすら滲み出るド!の魅力がすごいんです。最高なんですよね、ドリフェス!

だから、まだまだ終わらないプロジェクトだと思っていました。

年末特番で「一つの集大成」と語られたこと。ツアーの随所で彼らが悔いを残さぬよう全力を出しているように感じたこと。横浜公演で壮馬くんが「後悔のないように歌いたいところはどんどん歌いましょう!」と音頭をとって、シンアイなる夢へ!を5000人で熱唱したこと。横浜公演の最後に、新しい情報解禁が無かったこと。

不安要素がなかったわけではありません。

でも大丈夫だと思っていました。公人が折に触れ口にしていた「信じて着いてきて欲しい」という言葉も支えにしつつ、今年もドリフェス!に毎日明日へ連れて行ってもらおうという気持ちでいっぱいでした。

だから、3月5日、突然その手が離れて、いま、色んな感情が交通事故を起こしています。

ドリフェス!は終わるのか

プロジェクトの今後についての発表があってから約二日。今でも分からないです。考えれば考えるほど分からなくなります。そもそもこの記事を書こうと思ったのって、このこんがらがる気持ちを少しほどくための作業だったはずなのに、その前段で私の筆力が尽きようとしています。慣れないことするから……

でも、改めて自分とドリフェス!の軌跡を振り返ってみて、やっぱりドリフェス!が大好きだという気持ちでいっぱいなんですよね。大好きだからこそその手が私たちファンから離れようとしていることが悲しくて悲しくて仕方ない。

終着点は既に提示されてしまった。

ではこの先なにができるか。

何ができるか、というより、できることばかりだな、と思います。とりあえず、今の気持ちとして一番大きいところを取り出すと。

終着点は公式から提示されてしまったけど、それってあくまで現時点での話で、私はまだまだ、彼らも私たちも知らない明日へ連れて行けるって思っています。それは例えば、「武道館ライブが完売御礼どころか機材解放席まで追加される」といった、現時点で想像される明日よりも「ほんの少しだけ素敵な明日」かもしれないし、例えば、「ファンの熱い要望に押されてプロジェクトが存続することが決定する」、現時点からは「想像もできない明日」かもしれない。

ファンの声が、活動が、どこまで私たちの大好きなアイドルを、私たちの知らない明日へ連れて行けるかどうかは分かりません。

でも、その日のためにできることってきっとたくさんあって、叶わなくても叶っても、14人とファンが辿り着く明日は、絶対にいま見えている明日よりも素敵なものになるはずです。ドリフェス!はアイドル「応援」プロジェクトなので。

既に「できること」を始めているファンはたくさんいるんだな、というのが、ここ二日、TLを眺めていて思ったことです。

例えば公式さんのお問合せ各所にそれぞれの要望を送る人だったり。
武道館ライブに向けてフラスタ企画を立ち上げる人だったり。
アプリ終了前に既存URドリカの直筆サイン全種を収集したり、アプリDBを作ろうとしている人だったり。

みんながそれぞれ、できる形での、したい形での、応援を始めている。もう明日に向けて走り出している人たちがたくさんいる。

負けてられないなって思います。

私も、走り始めたファンの人たちに負けないよう、悔いのないよう、明日に向けての応援をしたいです。アイドルとファンもライバルだけど、ファンとファンもライバルですからね!(良い意味で!)
既に動き始めている方々の素敵な応援の姿勢を見て、改めてドリフェス!が大好きだと思いました。応援って、応援される側にもきっと届くし、その応援を傍から見ている人を動かすこともあるんですね。応援プロジェクトってすごい。

まだ見ぬ明日がどんな明日になるか分からないけれど、分からないからこそ、できることをできるだけ、挑戦していきたいなって思います。

文章苦手人間らしくまとまりのない最後になってしまいました。
とりあえず体調を早く整えます!